じいちゃん

先週、

大好きなじいちゃんが亡くなりました。

満98歳。

その日の朝、

「もうよかろう、おいは死にたか」

と言ったので慌てて親族を招集し、

みんなで懇談…

いつもは食事の後お茶を飲んでいたんですが、

水を欲しがり、

その後トイレで倒れそのまま旅立ちました。

最後まで、手を取らず

自分の事は自分でする事を全うした人生でした。

素晴らしいお手本のようなそれ、

生前、 

楽しかった〜、我が人生に悔い無しと

しゃかりきに言ってたんですが、

その裏には88歳まで現役で農業や議員に勤しんだ事を

僕らは知っています。

倒れた直後、

(もしくはその前から…)

7年前に亡くなったばあちゃんが迎えに来てて

2人は一緒に遠い光となりました。

そして、

じいちゃんは自分のエネルギーの一部を

地上に残していき

それが治療室やお墓や仏壇に残っています、

新たなご先祖様の誕生ですね。

本人不在の通夜葬儀は

滞りなく終わり、

しばらく寂しさは続きますが、

残された家族はまた

新たな日常が始まります。

本当に、

がむしゃらに働いた人生でしたね…

僕なんかまだまだ、

彼の歩んだ人生を吟味し、噛み締め、

新たな糧にできたらと思います。

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